エロワ EDMマネージャ

最大、測定機(CMM)10台、放電加工機50台の段取りデータを一元管理

現在の金型加工法では電極が細分化され、従来に比べ段取り時間は2倍以上も長くなっています。 放電加工機の稼働率は従来に比べて極めて悪くなり、現状では電極・ワークの外部段取りの効果を十分に出せません。

外部段取りの効果を出すには、段取りデータの一元化が必要です。 しかしながら現状の段取り方法は、その場限りの作業が中心であり、段取りデータを一元管理することはできません。この状況では金型加工に特有の電極配分や再加工などの加工調整にはまったく対応できず、結果として多くの作業ミスを伴うか、それに伴う確認作業時間が増大することになります。

EDMマネージャは段取りデータの一元管理による段取り作業の自動化を可能にしました。 もう面倒な加工調整で段取り作業時間が長くなることはありません。

※枠内にカーソルを置くとエロワ EDMマネージャのイメージアニメーションが動きます。

電極配分機能(アロケーション)

エロワが長年培ってきた加工ノウハウを生かし、複数の電極を複数ワークに対して自動で配分することを可能にしました。 電極配分の自動化の実現により段取りデータの一元化が可能になっています。

※例として、電極50本・ワーク数8個では、従来は2時間程度要していた作業が数分間で完了します。
配分結果はデータベースに自動的記録されその後の加工調整や再加工で極めて高能率な作業を可能にします。

加工調整機能
●電極の共有(Electrode Sharing)
ワークパレット間での電極の併用
●ワークパレットの共有(Work pallet Sharing)
追加電極によるワークパレットの併用
●ワークパレット上への異種ワークの併載(Joining Orders)
ワークパレットの効率運用のための異種ワークの併載
●荒加工優先組換
仕上加工面を配慮した荒加工優先の自動組換
●再加工(Resinking)
加工後検査結果後の部分的な再加工
●機械間の加工データ移動(Moving EDM)
加工機変更後の追加工
加工パートプログラムの連携機能

加工機メーカのCAMとEPXフォーマット(日本金型工業会規格)で連携し加工パートプログラムを取得

電極・ワークパレットの測定機(CMM)との連携

測定機(CMM)との連携により、測定データは確実に格納されます。バーコード管理された電極

全加工範囲の描画

データベースに格納されている情報をもとに、ワークパレット上の各ワーク測定基準に対する全加工部の加工範囲を表示します。瞬時に加工内容の適性を判断することができます。

  • ワーク間測定データ干渉チェック機能
  • ワーク間加工エリア干渉チェック機能
全加工範囲の描画

   ※各オレンジ部分は複数加工部の最大領域を表示します。

リンクマッピング機能

段取りデータで管理されたリンクマッピング機能で、加工機マガジンへの搭載ミスを防ぎます。

リンクマッピング機能

ATC32本放電加工機用マガジンマッピング図

  • 電極共有に連動した表示
  • 電極併載に連動した表示
  • 電極大小による隣ポットの積載禁止
  • パレット大小による積載管理
  • 加工機間移動の管理
  • 段取り完了後のロック